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イメージ-jeb_108.jpg 診断と治療

バイアグラやレビトラまたはジェネリックの薬などのED薬を服用し勃起を成功させることがED治療に重要であるが、その前に自身の状態を評価することが大事である。

勃起不全の診断と治療は、1998年に安全で効果的に使用できる便利な経口用の勃起不全治療剤のsildenafilが開発され、画期的に変化した。また病気の原因において心血関疾患やメタボリックシンドロームとの密接な連関性があることが最近明らかになり、診断と治療もそれに連れて変化した。

診断は基本的に病歴(基礎疾患、精神的病歴など)、身体検査、血液検査などが行われる。これは勃起不全診断をするための最初の一歩である。

ED診断のためにその程度を客観的に評価できる質問票などが開発され使われているが、最も代表的なのが15項目の質問で作られた国際勃起機能スコア(International Index of Erectile Dysfunction, IIEF)とIIEF質問票の中で勃起と関連がある5つの項目だけを選別し構成されたIIEF-5が最も広く使われる。

IIEF-15(IIEF短縮版)は質問票の数が多く、主に研究目的で使用され、実際に診療現場では簡単なIIEF₋5を主に使用する。各項目ごとの応答に基づいて点数をつけるので、これをすべて足すと、17—21点は軽症、12—16点は軽中等症、8—11点は中等症、5—11点は重症と分類する。

これとは別に、正確的な診断のために病歴を聞くが、その質問に含まれるべき事項としては勃起不全を患った期間、その期間中で性欲減少が伴ったかどうか、早朝勃起の消失の可否などがある。

他にも心理学的、神経学的、心血、胃腸及び泌尿生殖器の全般にかけて問診と治療病歴、服用中の薬の種類、喫煙、飲酒習慣に関して調べなければならない。

勃起不全と関連があると知られる末梢血管疾患、心血管疾患、高血圧、脂質異常症、糖尿病、腎不全、精神科及び神経科疾患などに関しても有無を細かく聞く必要がある。

特に前立腺疾患、直腸がん、骨盤の手術、放射線治療などが勃起不全を誘発する要因になるため、必ず問診事項から抜けないようにする必要がある。

現実の国内診療で容易なことではないが、配偶者と一緒に面談をうけることも患者の心理的な勃起不全誘発の原因を明らかにし治療効果も高めるので勧められている。